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• 証紙番号８の信用

西陣織の帯には、西陣織工業組合が発行したメガネ型証紙を貼付する事が義務付けられています。

証紙には、生産者である織屋を示す番号が明記されていますので、その商品が国内で生産された西陣織である事を証明すると同時に、どの織屋が製作したのかを特定する事が出来ます。

番号は、最初は組合が証紙を制定した際に登録した４０社程の織屋のアイウエオ順で決められ、それ以降は申し込み順に移行し現在では2500番台を越えています。

番号は野球で言うところの永久欠番制で、廃業した織屋の空いた番号を他の織屋が取得することは出来ません。

泰生織物は末広がりの８番。現在では４０番までの織屋は十数件しか残っていないという事実が、泰生の帯に対する信用の深さを表しています。

泰生織物は、これからもこの番号に恥じない至高の帯創りに邁進してまいります。

西陣織工業組合のホームページによる証紙番号探索
http://www.nishijin.info/member.htm